関口なす(由利本荘市産)200g
(サイズにもよりますが、200gで3個程度となります。)
栽培 農薬不使用
地域 由利本荘市鳥海町
時期 8月
秋田県湯沢市関口地区で古くから栽培され、江戸時代の文献にも記載されている歴史のあるなすです。
関口ナスはヘタの境目がくっきり白いのが特徴です。卵型で皮が薄く、実が締まっています。パリッと食感が良く、甘みがあり、8~10月が一番おいしい「秋なす」のシーズンです。
秋田県は在来作物が数多く残っており、3つの項目を満たした30品目を「秋田の伝統野菜」としています。
①昭和30年代以前から県内で栽培されている。
②地名や人名がついているなど秋田に由来している。
③現在も種や苗があって生産物が手に入る。
長い年月の間、大事に大事に守られてきた秋田の味覚をぜひご賞味ください。
おすすめレシピ(監修:料理家Takoshiho)
\ 秋田野菜のスパイスビールフリット /
ビールを加えたサックサクのフリットはいかが?
衣の中で野菜が甘くジューシーに仕上がります。
ぜひ揚げたてをはふはふして。
◎材料(2〜3人分)
ふわとろなす 1/3本
白なす 1/4本
万願寺とうがらし 2〜3本
ハラペーニョ 2〜3本
とろけるチーズ 2〜3枚
A
天ぷら粉(または小麦粉25g+片栗粉25g) 50g
カレー粉またはクミンパウダー 小さじ2
塩 小さじ1/2
冷えたビール(炭酸水でも可) 70cc〜80cc
打ち粉(天ぷら粉または小麦粉) 適量
揚げ油 茄子が半分浸かるくらい
レモンの皮(仕上げにすりおろす) 少々
塩 (添える)適量
レモン(添える)1〜2ケ
●ガーリックヨーグルトソース(お好みで)
・ギリシャヨーグルトまたは水切りをしたヨーグルト 50g
・にんにく(すりおろし)1/4かけ
・レモン汁 小さじ1/2
・塩 少々
◎作り方
1 ふわとろなすと白なすは、大きめの乱切りにし、10分ほど塩水(分量外)に浸す。万願寺とうがらしは、2箇所ほど穴を空けておく。ハラペーニョは、縦半分に切り込みを入れ、中のわたと種を取り出し、とろけるチーズを入れて閉じる。
2 盛り付け用のお皿を準備し、仕上げのレモン(おろす用、盛り付け用)、塩、お好みでガーリックヨーグルトソースを作って準備しておく。揚げたてをすぐ食べるための大事なひと手間。
3 Aをボールに入れて混ぜ合わせたら、冷えたビールまたは炭酸水を2〜3回に分けて混ぜる。ダマが残っても良いので、混ぜすぎないこと。野菜にまとわる程度の粘度になるよう水分の量は調整する。
4 揚げ油を中火にかける。1をザルに上げ、キッチンペーパーやふきんで表面の水気をよく拭き取る。水気が残っていると、揚げたときに油がはねるのと、さっくり仕上がらないので注意。
5 衣をつきやすくするため野菜の表面にうっすらと打ち粉をしたら、揚げていく。一度にたくさん入れると油の温度が下がってしまうので、4〜5個ずつ。最後に少し火を強めて、程よくきつね色になったら油を切る。予熱でも火が通るので、揚げ時間は、1分〜1分半ほどで十分。ハラペーニョは、チーズが溶け出してしまうことがあるので、油はねに気をつける。
6 器にこんもりと盛り、レモンの皮を上からすりおろす。塩をつけて召し上がれ。お好みで、レモンを絞ったり、ガーリックヨーグルトソースをつけてどうぞ。